数年前、社内で青島みかんをいただいた際、種を植えてみました。
その種は順調に成長し、今ではすっかり立派な木になっています。
木を太くしたくて何度も剪定しています。

「いつかみかんが実るかもしれない」
そんな期待をしながら育てているのですが、一向に実がなりません。
調べたり、詳しい方に聞いたりすると、種から育てたみかんが実をつけるまでには、なかなか長い時間がかかるようです。
良く実のなる木を少し譲っていただき、接ぎ木するのが確実、とのこと・・・
そんな我が家の青島みかんですが、最近はすっかり別の役割を果たしています。
ちょうちょや蛾がやってきて卵を産み、葉っぱには青虫や、鳥の糞によく似た虫がたくさん。

ちょっかいを出すと、ちょびちょび怒ったりします。

虫たちが十分に大きく成長すると、今度は一斉に小鳥たちがやってきます。
そして、あっという間に虫たちはいなくなります。
どうやら青島みかんを育てているのではなく、小鳥の餌を育てているようです。
いつの日か、青島みかんが実る日を楽しみにしながら、もうしばらく見守っていこうと思います。
毎年確実に花を咲かせてくれるベラドンナリリー。
数年前に母親が勝手に私のところと妹のところに植えて、母親の家とで勝手に競っているようです。

若いころは、同じことが繰り返されることが、退屈でつまらなくて大嫌いでした。
毎日同じ道は絶対通らない、今でいうルーティーンなんて絶対にない、など。
今は、毎年同じ場所に行き季節を感じる、毎日同じことをする、同じものがここにある、
ここにいることが、どれほど大切で、かけがえのないことか、
大切に日々を過ごしています。

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