皆様、こんにちは。
前回のブログにて、他人のためになれたらという内容で綴らせていただきました。
6月6日に、石川県へ震災のボランティアに参加させていただきました。
頭の中で考えはしていても、実際に行動に移すことがなかなかできず、1月から色々な不安を抱えながら、準備不足があったら逆に足手まといになるのではという思いもありました。
ボランティアには独自で行くと迷惑になるということで、参加するためには活動登録が必要でした。
その登録自体は1月に済ませていましたが、春先までは仕事の都合もあり動けずにいました。
そしてようやく6月に行動に移すことができました。
自分が向かった場所は、石川県羽咋郡(はくいぐん)の、志賀町というところでした。
そこは、GW以降、スーパーマーケットや飲食店など、店舗の営業が再開されたとのことで、町中の方は大きくダメージを受けている様子はなかったのですが、山間の方は崩れてしまっているお宅がたくさん見られました。
活動内容としては、その日の参加者30名のうち、6人1チームで小隊を組み、被災されたお宅の片付けをするというものでした。
全員で一度に同じ場所を片付けるわけではないので、他のチームがどんな活動をしたのかはわかりませんが、自分たちは、大きな一軒家の落ちた瓦を軽トラックに積んで、処理場に運ぶという内容でした。
友達同士で参加をしている方や、海外からの参加者もいましたが、自分達のチームは、全員がその日初対面で、チームワークが必要な中で、リーダーを決めるということになり、率先して手を挙げさせていただきました。
リーダーらしいことはほとんど何もできず、その分できるだけ体力的に厳しいトラックへの積み込みを他の方よりも数を多くこなすようにしました。
他の5人の方に助けていただきながら、大きなトラブルもなく無事に作業を終えることができました。
帰りに、そのお宅の方から、ありがとうという声をかけていただきました。
ただ、今後もまだまだ不便なことには変わりなく、その後のサポートなどができるわけでもなく、ほんの少しの善行にしかなりませんでしたが、それでも感謝をされ、その人のためになったのであれば、行った価値はあったと思います。
そして、同じチームになった方の中で、他人のためにも自分のためにもしっかりと時間を作り、仕事も遊びもやりつつ、他人のためにもできることはする、という、モットーの方と知り合えたことが、今回の参加によって得られた1番の財産だと思いました。
自分の中には狭い知識や価値観しかなかったですが、善意のある人たちの集まりに参加させていただいたことで、色々な考え方を知る機会になりました。
今後、自分もどうなるのか、明日死ぬかもしれないし、何が起こるかわからない中で、許される限りの時間の中で、自分のできることをやっていければと思います。