早いものでもう年度末ですね。
3月1日に、星陵高校から花を一輪持った生徒が下ってくるのが見えました。
あれ、なんだろう、と思った瞬間に、卒業式か、とすぐにわかりました。
社会に出ると、3月4月はただの年度末・年度始まりにしか過ぎないですが、
小学6年生、中学3年生、高校3年生、大学4年生などの皆様にとっての3月というのは、これから始まる新しい環境に向けての準備段階、足踏みの期間かと思います。
これまで過ごしてきた環境から別の環境へと向けて過ごすこの1か月間は、期待も不安も入り混じったとても複雑な思いのある期間かと思います。
社会に出てからは、転勤や異動などの際にそういう気持ちになる方が多いのかと思いますが、仕事に限らずプライベートなことも含めて、どんな人でも、誰しもが決して今ある環境にずっといられるわけではないこと、今おかれている現状に感謝しつつ日々を生活しなければならないと思っております。
変わっていかなければ取り残される、変わらざるを得ない、そして一番恐ろしいのは強制的に変わる、という可能性があることです。
このSNSの発達した世の中で、悪意なく発信したことですら受け手の汲み取り方が違えば叩かれることにもなり、そこから順調だった流れが一気に変わる、また、ありもしない噂や誇張された報道などで勝手にイメージが悪くなる、というようなことが今風に言うとわかりやすい例でしょうか。
順調に進んでいた中で、突然起こりうる事態、それは病気であったりケガかもしれないし、予想もつかない何かが自分や自分の身の回りの人に降りかかってくることもあるのだと、ぜひみなさんに伝えたいと思います。
保険というものは、突発的な事態に備えができる手段の1つだと思います。
ただ、その保険でもどうにもならないという事もあります。
何かを招くのは自分かもしれないし他者かもしれないし、それはわかりませんが、一度起きてしまったことは取り消せません。
後悔のないように、新しく始まる春に向けて進んでいきましょう。